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2006/11/08

イジメについて考える。其の三

私が、一番最初に見つけた“揺るがない味方”は、でした。

あれは、私が小学校5年生の時の事。。。

...

クラスで、私と喋ってくれる人なんて、たぶん、その時はいなかったんじゃないかな。

授業後の部活でも、誰も話してくれなくなっていった。

「私が生きてる意味なんてあるのかな?」とか、

「私なんて、いない方がいいんじゃないのかな?」とか、考え出していた。

もう。学校に行くのがイヤでイヤでしょうがなくて、、、私は、登校拒否をしようと思った。

月曜日。

授業中に、もうたまらなくなって、仮病を使って早退した。

火曜日。

体温計をコタツに突っ込んで、熱があるフリをして欠席した。

それからは、もうそんな生活に慣れていった。

親にも、絶対にバレていないと思っていた。

週が明けて、、、月曜日。

その日も、いつものように学校に行く気がない私。

そんな私を見て、母が一言こう言った。。。。。

「そろそろ行った方がいいんじゃない?余計に行きにくくなるよ」、、、と。

母は、すべて気付いていたのである。

私が仮病を使っていたことも、学校で何か・・・私が“行きたくなくなる何か”が起こっている事も。

その時に思った。

「あぁ。私は、なんて小さな世界しか見えてなかったんだろう」と。

「学校なんて、一日の半分もいない空間じゃないか」と。

「あと一年半もすれば、消えてなくなってしまう世界じゃないか」と。

「一歩外に踏み出せば、私には、こんなにも強い味方がいるじゃないか」と。

そして私は、学校に行く事にした。

母の言う通り、一週間前よりも、はるかに行くのが怖くなっている自分がいた。

以前までは話してくれていた子達も、“向こう側の人間”になってしまっていたらどうしよう。。。

そんな事を考えながら、学校へ向かう“分団”の集合場所へ向かった。

、、、、、足が重い。

あの子達に避けられたら、私はどうしたらいいんだろう。。。。。

集合時間から、少し遅れてしまった私。

当然、他の子達はもういない。

追い着こうと走る事もせず、ただ下だけを見て歩いていた。

、、、、、すると。

「chicaちゃ~~~ん!」と、遠くから声がした。

顔を上げると、“分団”の子達が、私に向かって手を振っている。全員。

私は、思いっきり走った。

「風邪だって?大丈夫だった??」誰かが言った。

「あんまり休んでるから心配したんだよ。もう平気なの??」他の子が言った。

、、、私。何を見ていたんだろう。

『クラス』とか『部活』とか、本当に狭い世界しか見えてなかったんだね、きっと。

少し周りを見渡せば、こんなにも味方がいたのに。。。

...

母は、特別な言葉をくれたわけではない。

学校に講義をしてくれたわけでも、相手の子を攻撃したわけでもない。

でも、ただ、、、

「あなたのどんな変化も、私はちゃんと気付いてるからね」とでも言うような、暗黙の安心感をくれました。

母がくれた勇気のおかげで、私はとても強くなれた気がします。

。。。

大人になってから、当時の話を母としました。

やっぱり気付いていたそうです。

「母親というのは、なんて偉大な生き物なんだろう」と思いました。

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コメント

私も小学5年のとき、毎朝「刺しちがえる」気持ちで、学校行ってたよ。殴られたり、校舎から落とされそうになったり。
でも、登校拒否ってしなかったなぁ。したかったけど。
やったら、自分が負けだと思ったし、あんな連中に負けるのが嫌だったな。
死ぬことも考えたけど、そんなに仲良くなかった子が「死ぬ覚悟があるなら、生きる覚悟もできるんじゃない?」ってポソッといったのを聴いて、改めたね。
味方って、どこにいるかわかんない。でも、下を向いてても、見つからないよね。
♪生きることは悲しいかい 信じる言葉はないかい
わずかな力が沈まぬ限り 涙はいつも振り切れる

投稿: 涼子 | 2006/11/10 16:45

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